DX化への取り組み

DX宣言

新興窯業株式会社は、1947年(昭和22年)の創業以来、外装タイルの製造を通じて快適な住環境づくりに貢献してきました。労働人口の減少や技術継承の課題を踏まえ、属人化の解消とデジタル化を急務と捉えています。複雑な窯業の各工程について、見える化・標準化を進めながら、最新技術の活用による効率化に取り組んでいます。
私たちはDXを、「人が問題を解決しやすい環境づくり」と、「組織文化としての定着」と捉え、持続可能なものづくりを目指します。

窯業におけるDXの必要性

窯業分野では、成形や焼成などの工程が複雑かつ変動要因が多く、計測や可視化が難しいという特性があります。そのため、長年にわたり職人の技術や経験、勘に依存する生産体制が続いてきました。

しかし現在、労働人口の減少や熟練技術者の高齢化により、技術継承や人材確保が大きな課題となっており、従来の手法を見直す必要性が高まっています。

このような背景の中、デジタル技術を活用した「見える化」や「標準化」を進め、生産の安定性・再現性・効率性を高めていくことが、持続可能な窯業の実現に不可欠です。

は単なるIT導入ではなく、現場での判断や改善活動を支える「情報基盤づくり」であり、変化に柔軟な組織文化の醸成を通じて、次世代のものづくりを支える取り組みです。

新興窯業のDX指針

私たちは、労働生産性の向上をDXの重要テーマの一つと位置づけています。
限られた人員でより多くの価値を生み出すためには、働く環境・仕組み・文化そのものを見直し、支える必要があります。デジタル技術は、すべての問題を直接解決してくれるものではありません。
最終的に課題を乗り越えるのは「人の判断と行動」であり、DXはその力を引き出すための「土台」だと私たちは考えます。
そのために、以下の3つを指針としてDXを進めていきます。

見える化とデータ活用
業務や工程を見える化し、必要なデータと分析手段を整備することで、現場の判断を支援します。

オープンな情報共有
部門や立場を越えて情報を共有し、社内外の関係者が連携しやすい関係をつくります。

成長の実感と体験の共有
人・組織・会社が共に前進していることを実感できるような、前向きな変化を日常の中で積み重ねます。

DXは、特別な改革ではなく、「日々の業務の習慣そのものを少しずつ変えていく文化づくり」です。
私たちはこの取り組みを通じて、誰もがより価値ある仕事に集中できる環境を整え、労働生産性の継続的な向上を図ってまいります。

付加価値労働生産性

レポート

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推進年表

2024年 12月あいち産業DX推進コンソーシアム3周年セミナーにて講演
2024年 4月東京都中小企業診断士協会 第66回 AI・人工知能研究会にて講演
2023年 12月大阪産業局 スマートファクトリーサミットにて講演
2023年 6月大阪産業局 ソフト産業プラザ TEQSにて講演
2023年 2月JDLA(日本ディープラーニング協会)とタイアップ企画
CDLE AI QUEST 2.0 AI推進企業の工場見学会実施
2022年 12月中部大学 CU Synergy-Programにて講演
デジタル田園都市構想 応募
2022年 11月リコー中小企業応援フェア2022にて講演
2022年 6月DXプロジェクトを立ち上げ
セラミックタイル装飾プリンターを導入
あいちDX推進コンソーシアムにて講演
2021年 12月中部経済新聞にて掲載
2021年 3月タイルの色判定方法において、スキャナ画像とAI技術を活用し数値判定する 「色ぷろ」の開発に成功

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