大学では建築を学ぶ中で、外壁に興味を持ちました。タイルの方が高級感や表現力が高く、魅力を感じ、タイルの会社へ志望したところ、新興窯業と出会ったのがきっかけです。
工場見学の際は、社員の方々がみんなニコニコした暖かい雰囲気と、自然豊かな環境、そして好きなタイルに囲まれた環境に惹かれて入社を決めました。
今でもタイルは好きで、きれいでかわいいと思っていましたが、学ぶことで、その繊細さを知り、好きが深まりました。タイルに携われるのも嬉しいのですが、新興窯業は業界では珍しく、原料の調合も扱っているので、そういう素材に触れる機会があるのは楽しいです。
将来は自分が手がけたタイルが、全国の建築物で使われることが目標です。
商品企画室では、インクジェット機を利用したタイルの新商品開発を担当しています。データ作成から焼成、色の調整まで、細やかで試行錯誤の多いプロセスですが、自分の意見も上司に聞いてもらえる環境で、任せてもらえる実感があります。
また、クライアントだけでなく、社内からも製造依頼があるので、毎日忙しさは感じますが、好きなことなのでとても充実していますよ。学生時代にラーメン屋でのバイトで、先を考えて行動することを学んだことが、今の業務に生かされてると思います。
商品企画室の業務は私たちだけではできず、他部署の方々の協力があって成り立つため、社内外問わず、人との関係性を大切にして業務を進めています。それは上司から「人との仲は大切に」とアドバイスいただいたことを意識しています。
休みはしっかりとれていて、普段はドラマを見てゆっくりしています。
時々、タイルのショールームに行って、タイルを見つつ、自分の家じゃないから楽しめる空間を体験したり、会社の先輩方の草野球チームの試合時でマネージャーとしてスコア係もしています。
学生時代に野球部のマネージャーもしていたので、野球は楽しいですよ。