バッチ式炭化炉(間接加熱方式:過熱蒸気炉) ※パートナー企業所有
仕様
最⾼使⽤温度:
~約900℃(内容物による)
有効⼨法:
炉内有効容積:1㎥、2㎥、4㎥
雰囲気:
過熱水蒸気雰囲気(低酸素濃度)
特徴
- 二重構造の密閉式で、酸素を遮断した乾留ボックスを加熱するため、完全炭化可能
- 有機物の熱分解で発生した乾留ガスは、燃焼室で再燃焼し、無煙化・脱臭を実現
- 有機物の熱分解で発生した乾留ガスを熱エネルギーとして再利用するため、ランニングコストを低減
用途
- 可燃性の有機物(樹脂・油・有機溶媒等)多く含む材料のバッチ処理に有効です。また有機物は炭化・減容し炭(カーボン)として残ります。
- 木質系、汚泥系、事業系(食品関係)、医療系廃棄物の炭化
- 非鉄系金属を含む廃棄物を、金属成分は酸化させず分離可能